学校ライターとして、教育情報誌の編集者として、雑誌などに発表したコラムを一部改変して置いてあります。ご笑覧いただければ幸いです。
僕は、学校という存在が大好きです。自分の頭の性能がよろしくないだけに、逆に「知」というものをリスペクトしていると言っていいかもしれません。
また学校は当然ながら、自分の将来についてあれこれ思いをめぐらす場であり、そうした雰囲気にも惹かれるものがあります。もちろん今は「社会に出てから勉強する」がだんだん難しくなり、学校を出た時点である程度のスキルを身に付けていることが要求されています。したがってモラトリアム色は薄まっているのかもしれませんが、しかしその分、そこで行われているのは、「社会に出てから、たくましく生きていく」を前提としたものであり、そうした（広い意味での）アクティブ・ラーニングに取り組んでいる人たちを取材すると、こちらもパワーがもらえると同時に清新な気持ちになれ、幸せを感じるところでもあります。
先日、今話題の大学入試改革について、とある学校（中高一貫校）の先生にかなりしつこくくいさがって質問して、さすがにうんざりされたようだったので事後「すみませんでした」メールを送ったら、「『学』ぶことは『問』うことです」と返信が来ました。やっぱり、学校という存在は素晴らしい！
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